特殊小型船舶免許試験で落ちるポイントについて解説
2022.03.08
水上バイクやジェットスキーを操縦する場合には、船舶免許の一種である「特殊小型船舶免許」を取得しなければなりません。特殊小型船舶免許の試験に合格するために重要なのは、あらかじめ試験で落ちるポイントを把握して対策をすることです。
そこで今回は、特殊小型船舶免許試験で落ちるポイントを、試験内容・受験コースの違い・合格率とともにご紹介します。
まずは、特殊小型船舶免許の試験内容を確認しましょう。
特殊小型船舶免許試験は、身体検査・学科試験・実技試験の3科目が行われ、一つでも不合格になってしまうと免許を取得できません。
ここからは、それぞれの科目の試験内容について詳しくご紹介します。
・身体検査
身体検査では、視力・聴力・健康状態を検査します。
視力は、両眼とも0.6以上である必要があります。コンタクトやメガネで矯正していても問題ありません。また、夜間において船舶の灯火の色を識別できることも合格基準です。
聴力検査は、5メートルの距離で話声語が聞こえることが基準です。話声語とは、普通の声の大きさで話す声です。聴力検査時に補聴器を使用しても問題ありません。
健康状態は、船舶の操縦に支障のある病気を患っていないこと、船舶の操縦に支障のある身体障害がないことが合格の基準です。
・学科試験
学科試験は、全40問の四択形式で問題が出題されます。具体的な問題の振り分けと合格基準は以下の通りです。
・小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 12問中6問以上の正解が合格基準
・交通の方法 10問中5問以上の正解が合格基準
・運航 18問中9問以上の正解が合格基準
・かつ全体で26問以上の正解が合格基準
・実技試験
実技試験では、受験者1人に対し試験員1人が水上オートバイに同乗します。水上に浮かべた6つのブイを決められたコースで旋回し、コースを間違えずに指定された速度で旋回できれば合格です。
コースの間違い、スピードが速い、スピードが遅い、ブイを落水者に見立てた人命救助で失敗すると減点されます。
・小型船舶の取り扱い 80点
・操縦 220点
・計300点満点のうち70%以上の点数であれば合格です。
小型船舶免許試験は、「国家試験免除コース」と「国家試験受験コース」の2種類に分けられます。
国家試験免除コースは、登録指定教習所を受講して修了した人が受けられるコースです。教習所の修了試験が学科試験と実技試験の代わりとなるため、国家試験の学科と実技が免除されます。
国家試験受験コースは、登録指定教習所に通わず独学で勉強する人が受験するコースです。国家試験の学科と実技ともに受験して合格しなければ免許は取得できません。
このように、小型船舶免許試験は登録指定教習所の受講の有無に応じて、国家試験免除コースと国家試験受験コースのどちらかを受験します。
国家試験免除で受講されるほうが、幅広い知識を得られる事や、地域のマリーナスタッフとも仲良くなれるので、満足度が高いです。
特殊小型船舶免許試験の合格率は、学科試験が約90%、実技試験が約97%とされています。
特殊小型船舶免許試験は、特別難しい試験ではありません。とはいえ、合格率100%ではないためもちろん試験に落ちる可能性もあります。そこで、学科試験で落ちるポイントをご紹介します。
学科試験で落ちる人のほとんどは、単なる勉強不足です。特殊小型船舶免許の試験問題は問題集の内容がそのまま出題されることが多いため、講習または独学で学習していれば通過できる難易度です。
学科試験で落ちないためには、何度も問題集を解いて暗記しましょう。
お仕事などでなかなか勉強する時間が取れない方は、集中して勉強で、1.5日間で特殊小型船舶免許が取得できる国家試験免除コースをお勧めします。
次に実技試験で落ちるポイントを確認しましょう。
実技試験で落ちるポイントは以下の4点です。
・陸上でのロープワークミス
・パニックになってコースを間違える
・慎重になりすぎて速度不足や着岸ミスを起こす
・人命救助に手間取る
それぞれのポイントついて詳しく見ていきましょう。
・陸上でのロープワークミス
ロープワークは不安定な水上ではなく、陸上で行う動作のため点数を稼げるポイントです。しかし、緊張からロープワークミスをしてしまい減点対象となることがあります。
ロープワークミスを防ぐためには、事前に教本を見ながら練習し、試験本番は落ち着いて取り組むことが大切です。
・パニックによるコース間違い
実技試験で落ちる多くの原因は、コース間違いです。
コース間違いを防ぐためには、コースを事前に頭に入れておくことが大切です。
また、声を出して安全確認をすることで、頭が整理されパニックになりにくく、試験員へのアピールにもなるためおすすめです。
・慎重すぎて速度不足・着岸ミス
実技試験では、指定のスピードで操縦することも重要です。しかし、慎重になりすぎて速度不足で着岸ミスをしてしまうケースがあります。
速度不足や着岸ミスは減点対象になるため、制限速度を超えない程度でしっかりスピードを出すことが大切です。試験員も同乗しているため、慎重になりすぎず、自信を持って指定の速度で走行しましょう。
・人命救助に手間取る
スムーズな人命救助も審査の重要なポイントです。人命救助をスムーズに行うために、風上・風下のどちら側から拾うか決めておくなど、事前にシミュレーションしておくと良いでしょう。
マリンライセンスロイヤルでは、苦手とする部分を出来るまで、反復練習を重ねますので、より実践に役立つ技術を得られます
特殊小型船舶免許試験は、国家試験免除のコースが合格への近道です。
マリンライセンスロイヤルでは、合格へのサポートはもちろんの事、実際に出航した際のその地域ならではの注意点やマナーなども知識としてご提供しております。
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