釣りにおすすめの船舶免許は?取得方法を解説
2022.04.27
釣りは海・川・湖のそれぞれで楽しめます。特に、海で釣りをする場合、岸からでは狙えない大物を釣るためには水深の深い場所に行く必要があります。水深の深い場所で釣りをするためには船があると便利です。そこでこの記事では、船舶免許の取得方法について解説します。
国家試験免除で取得できる 国土交通省登録の小型船舶教習所 |
↓ マリンライセンスロイヤル ↓ |
船を操縦するために取得する船舶免許は4種類あります。取得している船舶免許の種類によって、航行できる海域や操縦できる船の種類が異なります。ここからは、それぞれの免許の特徴や違いを解説します。
1級小型船舶免許は、操縦できる範囲に制限はありません。
ただし、海岸から100海里以上の遠洋に行く場合は、6級海技士または機関以上の資格を持っている方も乗船していることが条件です。
また、操縦できる船のサイズは総トン数が20トン未満までです。
教習は17歳9か月から受講でき、免許の配布は18歳からです。
そして、1級小型船舶免許の取得には費用がかかります。
国家試験免除コースの場合は12万円~14万円、国家試験受験コースでは11万円~12万円が目安です。
国家試験免除コースとは、国土交通省登録の教習所で学科講習と実技講習を受ければ、国家試験が免除されるコースです.国家試験免除コースは、教員資格を保有した教員から講習を受けられるため、海や運航の安全に関する知識をわかりやすく学ぶことができます。
マリンライセンスロイヤルでは、国家試験免除コースを実施しています。
ただし、地域によって免許取得にかかる費用が異なるため、入校予定の地域の価格を確認してください。
2級小型船舶免許は、釣りやクルージングなど、さまざまな遊びを楽しみたい方に人気の資格です。操縦できる範囲は海岸から5海里以内までです。
15歳9か月から受講でき、16歳の誕生日以降に免許が発行され手元に届きます。
そして、操縦できる船の大きさは1級小型船舶免許と同じです。
ただし、16歳以上18歳未満の方が2級小型船舶免許を取得した場合、18歳になるまでは船の総重量が5トン未満と制限が付きます。
2級小型船舶免許を取得する際に発生する費用は8万円~12万円程度です。
マリンライセンスロイヤルは、2級小型船舶免許も国家試験を受験する必要はありません。
2級小型船舶免許(湖川小出力限定免許)は、2級小型船舶免許の一種です。
通常の2級小型船舶免許と異なり、操縦できる範囲は、湖・川と指定区域限定のみです。
教習は15歳9か月から受講でき、免許発行は16歳からです。
2級小型船舶免許(湖川小出力限定免許)で操縦できる船の大きさは、総トン数5トン未満と決まっています。
2級小型船舶免許(湖川小出力限定免許)の取得がおすすめできる方は、湖・川・ダムで釣りやトローリングを楽しみたい方です。たとえば、湖でレンタルボートを操縦したいときは、湖川小出力限定免許で操縦できます。
取得費用は、2級小型船舶免許よりも安く5万円程度です。
ただし、マリンライセンスロイヤルには、湖川小出力限定免許に限定したコースはないため、2級小型船舶免許の取得をおすすめしています。
特殊小型船舶免許は、水上オートバイやジェットスキーを楽しむために必要な資格です。
ただし、海岸から2海里以内と他の免許より狭い範囲に限られています。
教習を受けられる年齢や免許の発行は、2級小型船舶免許と湖川小出力限定免許と同じです。
取得できるまでの費用は6万円程度で、マリンライセンスロイヤルなら5万円程度で取得できます。
また、他の船舶免許よりも短期間で取得できることも特徴です。マリンライセンスロイヤルなら特殊小型船舶免許を1. 5日で習得できます。
船舶免許は4種類あり、講習日数は免許ごとに異なります。
しかし、取得方法は全て共通です。
ここからは、一般的な船舶免許の取得方法(国家試験受験)と、マリンライセンスロイヤルでの取得方法(国家試験免除)をご紹介します。
最初に取得する船舶免許の種類を決めます。
船舶免許の種類 |
航行できる範囲 |
おすすめの方 |
1級小型船舶免許 |
すべての海域 ※一部例外あり |
遠くまで行きたい |
2級小型船舶免許 |
海岸から5海里 |
海で釣りをしたい |
湖川小出力限定免許 |
・湖 ・川 ・一部の指定区域限定 |
湖や川で釣りをしたい |
特殊小型船舶免許 |
海岸から2海里 |
水上オートバイやジェットスキーを楽しみたい |
選ぶ際のポイントは、目的に合った船舶免許を取得することです。
たとえば、特殊小型船舶免許を取得しても、操縦できる船は水上オートバイ・ジェットスキーに限られているため、海に出て釣りをするなら1級小型船舶免許もしくは2級小型船舶免許を取得することをおすすめします。
取得方法は、以下のいずれかです。相違点も含めて表に記載しておりますので、参考にしてください。
取得方法 |
特徴 |
免許スクール |
・学科と実技の教習を受け、国家試験を受験する ・スクール独自のカリキュラムで勉強をする ・登録小型船舶教習所より日数と費用が少ない |
登録小型船舶免許教習所 |
・国土交通省に登録されている教習所 ・教員資格を保有し、運輸局に登録されている教員から教習を受ける ・国家試験同等の学科・実技修了試験に合格すると国家試験が免除される |
独学 |
・どこにも通わず国家試験を受ける ・実技だけは免許スクールに行く必要がある |
免許スクールや登録小型船舶免許教習所にかかる費用や日数は、受講する場所によって異なります。
船舶免許の勉強は独学でもできますが、船舶や海洋の予備知識がない状態で取り組んでしまうと理解するために相当な時間がかかってしまいます。登録小型船舶免許教習所で学科講習を受講すれば、講師によるわかりやすい解説が受けられ不明点も質問できるため、早く理解を深めることができます。
また、実技を独学で挑戦しようとすると試験当日初めて実際の船を操縦することになってしまうため、危険です。そのため、実技のみ免許スクールや登録小型船舶免許教習所で受講する方がほとんどです。
取得方法を決めたら申し込み手続きに進みます。学校によって学科・実技の講習日や日数、国家試験受講日などは変わります。そのため、申し込みだけではなく、それぞれの窓口で詳しい日程も確認してください。
マリンライセンスロイヤルでは、講習日程を講習会場ページの日程表PDFからご確認いただけます。各コースは完全予約制になっており、お電話または予約フォームにてご予約を承っております。
1級小型船舶免許と2級小型船舶免許に共通している学科は、以下の通りです。
ただし、1級小型船舶免許のみ、他の船舶免許よりも多くの学科を受けなければいけません。
・小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)
・交通の方法(一般)
・運航(一般)
さらに、1級小型船舶免許では以下の2科目も学習します。
特殊小型船舶免許では以下の科目を学習します。
学科講習の時間数は、法律で定められています。
1級小型船舶免許:24時間
2級小型船舶免許:12時間
特殊小型船舶免許:6時間
そして、実技では以下の内容を勉強します。
実技に関しては、すべての船舶免許で内容は同じです。
①小型船舶の取り扱い
②基本操縦
③応用操縦
実技講習の時間数も、法律で定められています。
1級小型船舶免許:実技4時間
2級小型船舶免許:実技4時間
特殊小型船舶免許:実技1時間30分
必要な学科と実技の受講が終了したら、国家試験または修了試験を受験できます。
国家試験は以下の内容が行われます。
検査・試験 |
内容 |
身体検査 |
・学科試験より前に実施 ・検査(運動機能・聴力・視力)を実施し、合格した場合のみ学科の受験が可能 ・不合格であっても、身体検査合格の有効期限は1年間 ・もし、学科や実技で不合格であっても、1年以内の受験であれば再検査を受ける必要はない |
学科 |
・湖川小出力限定免許は正誤式、その他の3種類は四肢択一式の1問10点で採点 ・合格基準は各科目が半分以上正解し、各科目の合計が65%以上であること |
実技 |
・基本操縦と応用操縦の試験を減点方式で行う ・総合で70%以上あれば合格 |
ただし、マリンライセンスロイヤルは登録小型船舶教習所であるため、国家試験が免除されます。そのため、学科・実技それぞれの講習が終了すると直後に審査(修了試験)を受験でき、合格すると船舶免許の取得が可能です。
身体検査・学科・実技のすべてで合格すると総合合格となり、操縦試験合格証明書を受け取れます。
ただし、操縦試験合格証明書は免許証ではありません。
操縦試験合格証明書と必要書類を添付して、国土交通省の運輸局への申請が必要です。
国家試験を受験し合格すると以下の書類を準備し、国土交通省運輸局に提出します。
書類の種類 |
注意事項 |
操縦免許申請書 |
・写真は縦45㎜×横35㎜で、申請日前6か月以内に撮影したものを添付 ・操縦免許申請書は各地にある運輸局や運輸管理部などで入手可能 |
操縦試験合格証明書 |
・受講したスクールまたは登録小型船舶教習所が発行したもの |
住民票の写し |
・個人番号の記載が無く、本籍地が記載してあること ・申請日前1年以内に発行された住民票に限る |
納付書 |
・1級小型船舶免許2,000円・2級小型船舶免許1,800円・特殊小型船舶免許1,500円分の収入印紙を添付 |
船舶免許を取得するための身体基準は以下の通りです。
検査項目 |
ポイント |
視力 |
・両眼ともに0.5以上であること(矯正器具の使用可) ・片方の視力が0.5未満のときは、もう片方の視力が0.5以上で、かつ、詩や検査器で左右150度以上であること |
色覚 |
・夜間、船舶の灯火の色を見分けられること ・※灯火の色が見分けられないときは、日の出から日没までで航路標識の色を識別できれば、航行を限定した免許の発行ができる |
聴力 |
・5mの距離で話す声が聞こえること(補聴器の使用可) |
疾病及び身体機能の障害 |
・症状が軽いこと |
船舶免許は4種類あり取得する目的が釣りなら、おすすめは2級小型船舶免許です。
2級小型船舶免許なら海岸から5海里まで操縦できます。
ただし、遠洋に出てカジキやマグロなどを釣るトローリングは、2級小型船舶免許では目的の魚が釣れる海域まではたどり着きません。
そのため、トローリングを楽しむなら1級小型船舶免許がおすすめです。
船舶免許は5年ごとに更新をしてください。
更新には指定された講座の受講と、下記の書類の提出が必要です。
書類の種類 |
注意事項 |
船舶免許証 |
・コピーを1枚 |
住民票の写し |
・個人番号の記載が無く、本籍地が記載してあること ・申請日前1年以内に発行された住民票に限る |
証明写真 |
・縦45㎜×横35㎜を2枚 |
更新受講申込書 |
・必要事項を記入すること |
その他に印鑑・講座の受講料等が必要です。
船舶免許を取得すると、釣りを楽しめる範囲が広がります。
しかし、さまざまなスクールがあり迷うこともあります。
そのようなときは、国家試験が免除になるマリンライセンスロイヤルがおすすめです。
東京から福岡まで拠点があるため、船舶免許の取得を検討している方はマリンライセンスロイヤルをチェックしてください。
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