ダイナミックなトーイングスポーツ！とことん楽しむなら船舶免許取得がおすすめ
2022.04.27
ビーチリゾートなどで人気のマリンアクティビティ、トーイングスポーツ。船やジェットスキーで引っ張ってもらい水上を滑る爽快感いっぱいのスポーツです。トーイングスポーツの種類やトーイングのために必要な船舶免許などを紹介します。
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トーイング（towing）とは英語で、引っ張る、牽引するなどを意味する言葉です。マリンアクティビティにおけるトーイングは、船やジェットスキーでボードやトーイングトイを引っ張ることを指します。トーイングによるアクティビティを一般的にトーイングスポーツやトーイングアクティビティなどと呼び、世界中で楽しまれています。いろんな種類があり、難易度が高い競技目的の上級者向けから、すぐにチャレンジできる初心者向けまでさまざまです。
船の機能性向上や新しい道具の開発などにより、新しいトーイングスポーツが生まれ続けています。ここからは、人気のトーイングスポーツを紹介します。
水上スキーとも呼ばれ、2本の板状の滑走具に立ち、ボートとつながるロープのグリップをつかみ水上を滑ります。1915年〜1920年頃に欧米で登場し、最も歴史のあるトーイングスポーツのひとつです。
競技としても人気で、水上のコースブイを続けて回る「スラローム」、往復40秒の間にどれだけアクロバティックな技が出せるかを競う「トリック」、水上にジャンプ台を設置し飛距離を競う「ジャンプ」の3種目があり、世界中で大会が開かれています。
アメリカから始まったスポーツで、ボードの上に立ち、手でボートとつながるロープのグリップをつかみ水上を滑ります。ウォータースキーと違う点は、主に2点です。
1つ目は、サーフィンのように足を前後に開いてサイドウェイスタンスに立つ点です。
2つ目は、ひき波（ウェイキ）を利用してより派手なトリックに挑む点です。
ウォータースキー同様、世界中で大会が開かれ、コースを往復する間にどれほどアクロバティックなトリックを見せられるかを競います。
ウェイクサーフィンは、ボートとセットで行うためトーイングスポーツと分類していますが、他とは少し異なる原理のマリンスポーツです。見た目ですぐに分かる違いは、ボートでロープなどを引いていない点です。
サーフィンのように、ボードに前後に足を開きサイドウェイスタンスに立ち、ボートからのひき波に乗り滑ります。ボートから起こる波は、自然の波と違いボートが走り続ける限り続くため、好きなだけサーフィンに集中できる点が魅力です。
リゾートなどで多く見かけ、初心者でも挑戦しやすいのがトーイングトイ（トーイングチューブ）を使ったアクティビティです。さまざまなトーイングトイを主にジェットスキーで引き、爽快感やスリル感を満喫できます。また、ビーチを楽しむのに一役買うような華やかな見た目も魅力で、写真映えも期待できますよ。
トーイングしてもらう人に特別な技術が必要ない手軽さとは裏腹に、他のトーイングスポーツなどと同様に危険はあります。油断すると大事故につながる可能性があるので注意が必要です。
トーイングしてもらう場合は、定員は守られているか、トーイングトイの空気圧は十分か、ベルトやヘルメット、ライフジャケットは適切に着用できているかなどを自分でも確認しましょう。
ジェットスキーなどを操縦する人は、スリルを楽しむためにスピードを出し過ぎると、旋回の際の遠心力や衝撃などで、トーイングトイに乗っている人が振り落とされたり、バランスを崩したりする場合があります。その結果、強く水面に叩きつけられる、投げ出された先の障害物に衝突する、乗る人同士でぶつかる、などで重大な怪我を負う可能性があります。
怪我をしてしまってはせっかくの機会が台無しです。トーイングされる人とする人両方が安全に気を配り、コミュニケーションを取りながら楽しめるよう工夫できるといいですね。
それでは人気のトーイングトイを紹介します。
・バナナタイプ（バナナボート）
定番のひとつで名前の通り細長いバナナ型。サイズは他と比べて大型で、またがって乗ります。
・ドーナツタイプ
こちらも定番のひとつ。真ん中の溝にお尻や足を入れて座ります。
・コックピットタイプ
お碗のような形状で、安定して座れるため落水しにくいのが特徴。子供にもおすすめです。
・キックバックタイプ
背もたれにもたれ、足を前方に伸ばして座るタイプ。安定して座って楽しみたい人におすすめです。
トーイングをしてもらった経験をきっかけに、ボートや水上スキーの操縦に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。トーイングのために必要な免許の種類や免許で可能になる内容を紹介します。
特殊小型船舶免許とは、水上バイクや水上オートバイ、マリンジェットなどの特殊小型船舶と呼ばれる船舶を運転するための専用の免許で、ジェットスキー免許や水上バイク免許とも呼ばれています。
水上バイクや水上オートバイには、立って操縦するタイプ、座って操縦するタイプ、2人乗り、3人乗りとさまざまなタイプがありますが、特殊小型船舶免許を取得すればどのタイプでも操縦可能になります。
免許は16歳から取得可能で、航行できる範囲は湖岸や海岸から2海里（約3.7キロメートル）以内です。
１級小型船舶操縦士免許は、ボートを操縦してトーイングを楽しみたい人の中でも、あらゆる場所でマリンライフを満喫したい人におすすめです。100海里（185キロメートル）を超える場合はエンジンの知識なども備えた6級海技士以上の資格保有者を乗船させる、という条件はありますが、外洋を含む全ての海域で航行可能で、24メートル未満、20トン未満の船舶を操縦できます。１級小型船舶操縦士免許は、18歳から取得可能です。
2級小型船舶操縦士免許は、ボートを操縦してトーイングを楽しむ人にも、船舶免許を取得する人にも一番ポピュラーな免許です。16歳から取得が可能で、航行できる範囲は5海里（9.26キロメートル）以内になります。操縦できる船舶は、1級小型船舶操縦士免許と同じく、24メートル未満、20トン未満の船舶です。
ボートを自分で運転したり仲間で操縦しあったりすると、トーイングやトーイングスポーツをより楽しめると思いませんか？人数が多くなる場合は、自分たちで操縦すると一人あたりの金額が安くなる可能性があります。船舶免許を取得することでマリンアクティビティがぐっと身近になり、楽しみの幅が広がります。
計画的に船舶免許を取得するなら、スクールに通う方法がおすすめです。
マリンライセンスロイヤルは、多くの船舶免許取得者に選ばれ、卒業生の数は全国１位を誇ります。国土交通省から認定を受けた教習所であるため、学科講習と実技講習を受けて終了審査に合格すれば国家試験が免除され、すぐに免許が取得できます。
卒業後は、マリーナやボートパークとの提携数全国1位の強みを活かしたボートレンタルサービスが利用できるなどの卒業生特典もあります。
マリンライセンスロイヤルで効率的に船舶免許を取得して、ボートライフを始めましょう！
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