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ジェットスキーや水上バイクは免許を持っていなくても乗れる?

2022.09.22

マリンスポーツとして人気が高いジェットスキーや水上バイクは、免許がなくても乗れるのでしょうか?

ここでは、操縦に必要な免許の解説や、免許取得に必要な日数を解説します。

また、免許を取る方法も紹介します。

ジェットスキーや水上スキーに乗ってみたい方、免許の取り方が気になる方はぜひ参考にしてください。

 

ジェットスキーと水上バイクは免許が必要

 

ジェットスキーや水上バイクは、専用の免許(特殊小型船舶免許)が必要な乗り物です。

では、どのような免許が必要か、解説します。

近年、ジェットスキーによる事故が多発しております、軽い気持ちでジェットスキーを免許不保持の方に貸した為に、事故が発生するケースも多々見られます、事故を起こした当事者ならびに免許不保持者に対してジェットスキーを貸す行為も罰せられます。直近では琵琶湖でジェットスキーを免許不保持者に貸した事で、人身事故を誘発したケースがありました。もちろん飲酒をしての航行も違反行為です。

 

特殊小型船舶操縦士免許を取得する

 

ジェットスキー・水上バイクを運転するためには、特殊小型船舶操縦士免許を取得する必要があります。

特殊小型船舶操縦士免許とは、水上オートバイ・ジェットスキー専用の免許です。この免許で船は操縦できません。

満16歳以上の方であれば、資格の取得が可能です。

また、この免許を取得すると、海岸及び川・湖岸から2海里以内(約3.7km)の水域で運転できます。

この免許を取得するとジェットスキー・水上バイクを操縦でき、後ろに人も乗せられます。

 

 船舶免許には種類がある

 

船舶免許にはいくつかの種類があります。それぞれ、操縦できる船の大きさや用途が違います。

 

 

免許の種類

船舶の大きさ

運転できる水域

1級小型船舶操縦士

 

・全長24m未満のプレジャーボート

・20t未満の船舶

無制限

2級小型船舶操縦士

・全長24m未満のプレジャーボート

・20t未満の船舶

海岸から5海里以内の水域

2級小型船舶操縦士

(湖川小出力限定)

・5t及び、機関出力15kW未満の船舶

湖川

一部の海域

特殊小型船舶操縦士

水上オートバイ

海岸・湖岸から2海里以内

免許によって、船舶の大きさにも違いがあります。また、運転できる水域も異なります。他の免許を持っている方も、水上オートバイを運転したい方は特殊小型船舶操縦士免許が必要です。

 

後ろに乗るだけであれば免許を持っていなくても乗れる

 

船舶免許は、その船に乗る船長に必要な資格です。そのため、ジェットスキー・水上バイクを運転する場合、運転手に免許が必要です。

後ろに乗るだけであれば、免許の必要はありません。

観光地では、ジェットスキー体験ができるエリアもあります。そういった場所は、前で運転するスタッフが免許取得者のため、体験する観光客は免許がなくても楽しめます。

 

特殊小型船舶操縦士免許の取得手順について

 

特殊小型船舶操縦士免許の取得手順を解説します。

最短2日で取得でき、初心者も挑戦できる免許です。

講習内容についても紹介します。

 

取得に必要な時間は最短2日

 

取得に必要な時間は、最短2日です。通うスクールによって1日に学ぶスピードが違うため、スクールに問い合わせましょう。

特殊小型船舶操縦士免許に必要な講習時間は

・学科6時間

・実技1.5時間

です。

平成15年以前に免許を取得している方は、持っている免許によって講習時間が短くなります。

 

短い期間で免許を取得できるため、人気があります。

長期休暇や自分の休みに合わせて取得を目指す方も多い免許です。

 

 講習内容について

 

免許取得の際に学ぶ講習内容や身体基準について解説します。

 

 

学科内容

・小型船舶船長の心得

・シーマンシップ知識

・海上、河川の交通ルール

・船の運航方法

 

実技内容

・小型船舶の取り扱い

・出発前チェック

・運転方法

 

船を運転するための基礎を学びます。

運転方法だけではなく、海上の法律や船の取り扱い方法も学びます。

また、身体基準は以下の通りです。

 

視力

両目とも0.5以上あること(矯正も可能)

色覚

夜間、船舶の灯火色を識別できること

聴力

5m以上の距離で話声語の弁別ができる

疾病・身体機能の障害

軽症で、小型船舶操縦に支障をきたさないと認められること。

 

身体基準に満たない場合も、運転する時間帯を限定して免許を取得できる可能性もあります。

通う予定のスクールに相談しましょう。

 

2003年までの免許取得者は運転できる?

 

2003年、船舶免許に関する法律が改正されました。船舶の操縦区分が変わり、特殊小型船舶操縦士免許が新しく開設されました。

2003年以前に免許を取っている方は、以前から持っている免許で操縦可能です。

しかし、操縦免許の有効期間は5年間です。もし、2003年以前に免許を取得した方が免許を更新せずに運転すると法律違反で罰金が発生します。

ジェットスキーや水上バイクを運転する前は、必ず免許証の有効期間を確かめましょう。

 

特殊小型船舶操縦士免許の取得方法は3つ

 

特殊小型船舶操縦士免許の取得方法を紹介します。

主な取得方法は3つです。

・ライセンススクールに通う

・JEISの講習を受ける

・学科は独学、実技のみスクールに通う

それぞれ、詳しく解説します。

 

ライセンススクールに通う

 

全国各地にあるライセンススクールに通って、免許を取得する方法です。

国土交通省に登録された小型船舶教習所であれば、学科・実技の講習を受け、試験もスクールで受けられます。

家の近くにあるライセンススクールを調べてみましょう。

ライセンススクールは、講習日数・受講料が異なります。自分に合ったスクールを探しましょう。

 

学科は独学、実技のみスクールに通う

 

学科内容は独学で学び、実技はライセンススクールに通う方法もあります。学費を節約したい方におすすめの方法です。

船舶免許について初めて学ぶ方は、身に付くまで時間のかかる可能性があります。

また、実技は独学で取得できないため、スクールに通って学びます。

実技・試験のみ受講できるライセンススクールを探しましょう。

 

免許を取得後、運転できる場所について

 

船舶免許を取得後に運転できる場所を紹介します。

海のルールを守って、操縦を楽しみましょう。

 

国内の定められた場所のみ

 

特殊小型船舶操縦士免許で操縦できる海上は決まっています。

 

・本州、北海道、四国、九州、付属する島

・各海岸から2海里以内

 

この条件を満たす場所で運転が可能です。1海里(マイル)は1852mのため、3,704mの範囲内で運転できます。

 

国外は運転できない

 

国内で取得した船舶免許では、海外では運転ができません。海外の船舶免許は国ごとに設定されています。そのため、それぞれの国で免許を取得する必要があります。

海外旅行先で運転しないように気をつけましょう。

法律違反で罰金・罰則の対象になる可能性があります。

 

ジェットスキーや水上バイクに興味がある方はマリンライセンスロイヤルへ

 

ジェットスキー・水上バイクは特殊小型船舶操縦士免許を取得することで操縦できます。

操縦する人が免許を取得すると後ろに人も乗せられるため、マリンスポーツをより楽しめるでしょう。

特殊小型船舶操縦士免許の取得に興味がある方は、マリンライセンスロイヤルへお問い合わせください。

最短2日で、免許の取得が可能なコースもあります。

お気軽にご連絡ください。

 

 

 

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