コロナ禍で取得者上昇中の船舶免許 今取得するメリットとは
2022.10.11
コロナ禍でアウトドア需要が高まっている中、同じく外で楽しめるマリンスポーツを始める人も急増しています。ツアーなどに参加する方法もありますが、小型船舶免許を取得すれば、より自由にマリンスポーツを楽しめるようになります。
そこで今回は、コロナ禍に小型船舶免許を取得するメリットについてご紹介します。
2019年から広がり始めた新型コロナウイルス。日本でも2020年初めから徐々に新型コロナウイルスが広がり、初めての緊急事態宣言の発令に伴い、サービス業を始めとする多くの企業が大ダメージを受けました。そんな中、「外であれば密にならず感染しにくい」といった考えからマリンスポーツを含むアウトドアの人口が大幅に増加しています。
新型コロナウイルスの感染が日本で一気に拡大した2020年度において、小型船舶免許の合格者は前年度比25.7%増の7万1975人でした。また、小型船舶免許は複数の階級に分けられますが、階級ごとに比較すると、1級が前年度比30.4%増、2級が22.7%増、特殊免許は26.7%増でした。
小型船舶免許の受験者並びに合格者が大幅に増加したのは、外であれば3密を避けられるという点や、これまで仕事や他の趣味に使っていたお金と時間が資格取得に向けられたことが理由として考えられます。
小型船舶免許を取得するためには、学科試験と実技試験それぞれに合格しなければなりません。試験は全国各地に設けられている指定の会場で行われますが、試験会場は万全のコロナ対策が施されています。
例えば、試験当日に体調不良を感じた場合は受験を控えるように促したり、会場では検温・アルコール消毒・マスク着用・換気が実施されています。そのため、安心して試験を受けられる環境が整っています。
小型船舶免許は独学で取得することも可能ですが、独学の場合実技試験の練習ができないため実技試験の合格率が下がります。複数回受験するとその分受験料がかさむため、合格率を高めたい場合は指定の教習所を受講することをおすすめします。
全国に講習会場があり、全国トップクラスの受講者数を誇るマリンライセンスロイヤルでは、万全のコロナ対策を施して講習を開催しております。マリンライセンスロイヤルが実施している感染症対策は以下の通りです。
・37.5度以上の発熱や咳、風邪の症状が見られる生徒の講習参加の自粛
・倦怠感がある、新型コロナウイルス感染の可能性がある、感染が疑われる人と同居している方の講習参加の自粛
・講習時の咳エチケットやうがい、手洗い徹底の呼びかけ
・職員、生徒それぞれにマスク着用の呼びかけ
体調不良の場合、日程変更等の調整をさせて頂きます。体調に違和感を感じる場合は慎重な判断の上、日程変更等の調整をお気軽にご相談ください。
試験日に新型コロナウイルスに感染したり、感染の疑いがある、濃厚接触者になったなど、新型コロナウイルス感染症の罹患等が原因で受験できなかった場合、受験延期が可能になりました。
コロナ罹患による受験延期は、令和4年2月定期試験・4月定期試験において、新型コロナウイルス感染症に罹患などを原因として受検できなかった場合、理由書を提出すれば添付書類一式の返却を受けることができる制度です。返却された添付書類は、6か月以内に行われる海技士国家試験において、1回限り有効なものとして使えます。
万が一の場合でも1回に限り受験延期が可能なため、無理に受験する行為は避けましょう。
小型船舶免許の受験に関して、運営局はさまざまな新型コロナウイルス感染症対策を実施しています。その一つが船舶免許手続きの弾力的運用です。
小型船舶免許は有効期限があり、有効期限が切れる前に更新が必要です。ただし、令和2年2月17日以降に有効期間が切れている免許のうち、新型コロナウイルス感染症対策が理由で更新講習を受けられなかった場合に限り、有効期間後の更新申請でも有効期限内の更新とみなされるという制度ができました。この制度が「新型コロナウイルス感染症対策に関する船舶免許手続きの弾力的運用」です。
なお、弾力的措置は令和5年(2023年)3月31日で終了します。
コロナ禍に船舶免許を取得する人が増えていますが、その理由は以下のメリットがあるからです。
・3密が回避できる
・在宅時間が増えているため勉強時間にあてやすい
・コロナ禍を機に始める人が多い
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
一つ目のメリットは、3密が回避できることです。なぜなら、マリンスポーツは密閉・密集・密接の3密とは対照的に、大海原で解放感あふれるアウトドア体験が可能だからです。
小型船舶免許を操縦する場合、船舶免許の種類によって操縦できる小型船舶の大きさは異なりますが、大勢を乗せることはありません。また、大海原を運行するため他の人と密接に関わることがなく、密集する不安もありません。
このように、小型船舶免許を取得して自分で操縦すれば、新型コロナウイルスの感染につながる3密を回避できます。
在宅時間が増えているため勉強時間にあてやすいというメリットもあります。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令や、多くのサービス業が営業停止したことを受け、多くの人の在宅時間が増えました。また、今日でもテレワークで仕事をしている人が多く、通勤にかかっていた時間が余り、その時間を勉強時間にあてているという人も少なくありません。
合格する確率をあげるためには、教習に通う前の事前学習が有効です。「在宅時間が増えて事前学習をする時間が作れるようになった」という理由から、小型船舶免許の取得を目指す人も増えました。
コロナ禍を機に始める人が多いというメリットもあります。一緒に学ぶ人が多ければ、教習所で新たな仲間に出会うことができ、教習も一層楽しくなるでしょう。
また、免許取得後にレンタルボートサービスなどを利用する際も、新規免許取得者が多い時期の方が丁寧なサービスが受けられます。このように、始める人が多いタイミングで始めることで得られるメリットは多くあります。
マリンライセンスロイヤルでは、数日で船舶免許取得を目指せる国家試験免除コースがあります。ここからは、国家試験免除コースの概要と各船舶免許の概要や試験内容をご紹介します。
国家試験免除コースとは、学科講習と実技講習を終えたら、その場で審査を受ける事ができるコースのことです。通常、小型船舶免許を取得するためには国家試験を受験しなければなりませんが、国土交通省が指定する講習所が設けている国家試験免除コースは、その名の通り国家試験を免除できるためその分早く取得できます。
小型船舶免許の取得は、指定の講習所に通って取得を目指す国家試験免除コースと、独学または講習所に通って国家試験を受験する受験コースに分けられます。受験コースは規定の講習時間を越えなければ審査を受けられないという決まりがないため、知識と技術があればすぐに受験できます。しかし、受験コースは試験に時間を要するため取得まで最短3日かかりますが、国家試験免除コースは国家試験の受験にかかる時間を省くことができるため最短2日で取得できます。
少しでも早く、かつ合格率を上げたい場合は受験コースよりも国家試験免除コースがおすすめです。
特殊小型船舶免許とは、ジェットスキーまたは水上バイクのみを操縦できる船舶免許のことです。他の船舶免許ではジェットスキーや水上バイクが操縦できないため、ジェットスキーや水上バイクを操縦したい場合は特殊小型船舶免許を取得しましょう。なお、免許取得は16歳から可能です。
特殊小型船舶免許の講習時間の規定は、学科講習6時間、実技講習1.5時間であるため、最短1.5日で取得できます。試験内容は、一般学科Ⅰと実技Ⅲ、身体検査です。身体検査は視力検査、色覚検査、聴力検査、疾病や身体障害の確認が行われます。
二級小型船舶操縦士免許は、最もポピュラーな船舶免許です。免許を取得することで、総トン数20トン未満の船舶を海岸から5海里以内まで操船できます。免許の取得は16歳から可能ですが、18歳未満は船の大きさが5トン未満という制限がつき、18歳になったら自動で制限が解除されます。
二級小型船舶操縦士免許の講習時間の規定は、学科講習12時間、実技講習4時間のため、最短2日で取得できます。試験内容は一般学科Ⅰ、実技Ⅰ、身体検査で、全て合格しなければ取得できません。
小型船舶免許の最上級が一級小型船舶操縦士免許です。免許を取得することで、総トン数20トン未満の船舶を無制限で操船できます。ただし、海岸から80海里以上を操船する場合は、一定の資格を持つ機関長が乗船していなければなりません。なお、免許取得は18歳から可能です。
一級小型船舶操縦士免許の講習時間の規定は、学科講習12時間、上級学科講習12時間、実技講習4時間のため、最短4日で取得できます。試験内容は一般学科Ⅰ、上級学科Ⅰ・Ⅱ、実技Ⅰ、身体検査で、取得するためには全ての試験を合格しなければなりません。
3密を回避しながら体を動かすことができるマリンスポーツ。マリンスポーツをより自由に楽しみたい場合は小型船舶免許を取得しましょう。
小型船舶免許を取得したい場合は、国家試験が免除できて全国に講習会場があるマリンライセンスロイヤルをご利用ください。マリンライセンスロイヤルは、経験豊富な講師によるわかりやすい講習で多くの受講者を合格に導き、卒業生は全国1位を誇ります。多種多様なコースをご用意しておりますので、忙しい方でもお好きな日程を選べます。
マリンライセンスロイヤルで船舶免許を取得し、コロナ禍でもマリンスポーツを楽しみましょう。
船舶免許取得方法詳細(1級・2級・特殊小型)
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