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海釣りに必要な道具と釣り方を解説|釣りにおすすめの船舶免許についても

2022.10.13

釣りは海釣りと川釣りがありますが、近年は海釣りを楽しむ人が急増しています。しかし、海釣りは海で行うからこそ、川釣りとは異なる道具や釣り方でなければなりません。

そこで今回は、海釣りに必要な道具と釣り方について、海釣りにおすすめの船舶免許と共にご紹介します。

 
 

海釣りの特徴

 

海釣りに必要な道具と釣り方をご紹介する前に、まずは海釣りの特徴をご紹介します。

海釣りは海で釣ることを指しますが、海釣りと言っても複数の種類があります。海釣りの主な種類は、砂浜での投げ釣り・防波堤釣り・沖釣り・磯(いそ)釣りなどです。海の魚は川の魚よりも種類が多く、それぞれの釣り方法によって異なる魚が釣れるという特徴があります。どんな魚が釣れるのかというワクワク感も、海釣りならではの楽しみです。

 

また、海釣りには入漁料がかからないという特徴もあります。川釣りの場合、管理釣り場を借りて釣りをすることになるため、1日あたり3,000〜5,000円程の入漁料がかかります。しかし、海釣りは一部のエリアを除き入漁料はかからず、気軽に釣りを楽しみやすいです。

なお、注意点としてエリアによっては釣り自体が禁止されていたり、船を走らせながらの釣りを禁止している場合もあります。海釣りを楽しみたい場合は、事前に釣りをしても良い場所かをご確認ください。

 

海釣りに使用する道具

 

海釣りに使用する主な道具は以下の通りです。

 

・タックル

・ハサミ

・水汲みバケツ

・クーラーボックス

・フィッシュグリップ

・ブライヤー

・タモ

・ライフジャケット など

 

ここからは、それぞれの道具について簡単にご紹介します。

 

タックル

 

タックルとは、魚を釣り上げるための道具一式のことです。「魚を釣り上げるための道具一式」には、釣り竿やリール、道糸(釣り糸)、仕掛けなどが含まれています。なお、リールとは道糸(釣り糸)を巻き上げる道具のことです。

タックルはセットになっている場合と個別で買い揃える場合があります。初心者の方は、セットになっているものを購入すると良いでしょう。

 

ハサミ

 

ハサミは括って長さの余った釣り糸を切る際と、新しい餌や道具のパッケージを切って開封する際に使用します。釣り専用のハサミなどを使用する必要はなく、普通のハサミで構いません。ただし気軽に使いやすいように、バッグのポケットに収納できるコンパクトサイズのハサミがおすすめです。

 

水汲みバケツ

 

水汲みバケツは、海水を汲むために必要です。水汲みバケツに汲んだ海水は、手や足元を洗う、釣った魚を入れておく、魚の血抜きなどに使用します。

バケツの大きさは、直径20cm前後が一般的です。直径20cmのバケツで泳がせ用の小アジに適したサイズであるため、釣る魚のサイズに合ったバケツを購入しましょう。

 

クーラーボックス

 

クーラーボックスは、釣った魚を持ち帰る際に使います。クーラーボックスに入れて持ち帰ることで、新鮮な状態を保ったまま持ち帰ることができます。また、クーラーボックスは釣った魚を持ち帰る以外にも、飲み物やエサを入れる保冷庫としても活用可能です。

クーラーボックスのサイズは、釣る予定の魚に合わせて使い分けましょう。例えば、アジやキスであれば10〜15Lの小型なもので十分です。

 

フィッシュグリップ

 

フィッシュグリップとは、釣った魚を掴むための道具で、トングのような形をしたものです。毒魚は素手で触ると危険なため、フィッシュグリップを使ってつかみます。また、アジやキスも硬い部分やトゲがあり、暴れると危険なためフィッシュグリップがあると安心です。

 

プライヤー

 

プライヤーとは、魚から針を外すときに使う道具のことです。必ずしも必要な道具ではありませんが、以下の魚を釣る予定の場合は必ずプライヤーを持参してください。

 

・鋭い歯を持つ魚

・毒を持った魚

・ルアーで釣った魚

 

これらの魚を釣る場合、素手で触ると針や毒が危険なため、必ず素手ではなくプライヤーを使って魚から針を外します。

 

タモ

 

タモとは、網のようなもので大きな魚が釣れた時に使う道具です。海釣りでは、予想外の大物がかかることがあります。その際、抜きあげると竿が折れてしまう可能性があるため、タモを使って魚を取り込みます。

タモには長さ設定がありますが、一般的には5mの長さがあれば十分です。大物を釣る予定がなくても、万が一に備えてタモも忘れずに持っていきましょう。

 

ライフジャケット

 

2022年2月1日から、海難事故防止のために海釣りではライフジャケットの着用が義務付けられました。ライフジャケットを着用せずに海釣りをしていると罰則が課せられるため、必ずライフジャケットを着用して海釣りをしてください。

ただし、ライフジャケットであれば何でも良いというわけではなく、法令対応のライフジャケットでなければなりません。法令対応のライフジャケットには桜マークが付いているため、桜マークを目安にライフジャケットを購入しましょう。

 

その他

 

上記以外にも、必須ではありませんがタオルや帽子、日焼け止めがあると安心です。なぜなら、釣り場は直射日光だけではなく、海面からの照り返しも強いため日焼けしやすい場所だからです。

帽子やタオルを被ることで熱中症対策にもなり、快適に釣りを楽しめる他、日焼け止めがあると日焼け対策にもなります。

熱中症対策や日焼け対策のために、タオルや帽子、日焼け止めも忘れずに持参しましょう。

 

釣り方の種類

 

海釣りには、釣り方に複数の種類があります。海釣りの主な種類は以下の通りです。

 

・サビキ釣り

・投げ釣りん(ちょい投げ釣り)

・穴釣り

・ルアー釣り

・ウキ釣り

 

それぞれの釣り方の特徴と釣れる魚をご紹介します。

 

サビキ釣り

 

サビキ釣りとは、エサを撒いて魚を騙した上で擬似餌に食い付かせる釣り方のことです。針にエサを付ける必要がないため、初めて釣りに挑戦する方でもすぐに始められるという特徴があります。また、ボウズになる確率も低く、身近な場所で子供でも釣りを楽しめる点もサビキ釣りの特徴です。

そんなサビキ釣りでは、アジやイワシ、サバなどを釣れます。

 

投げ釣り(ちょい投げ釣り)

 

投げ釣り(ちょい投げ釣り)とは、エサとオモリをつけて海底の魚を狙う釣り方のことです。仕掛けを遠くに投げ、竿先に気持ち良いアタリの感覚が感じられます。投げ釣りもサビキ釣り同様、ボウズになる確率が低く、初心者でも多くの魚が釣れやすいです。また、砂浜など身近な場所で楽しめるため、気軽に釣りを楽しみやすいという特徴もあります。

そんな投げ釣りでは、キスやカレイ、ハゼ、チャリコなどが釣れます。特に、キスは釣りやすいため、キスを目当てに投げ釣りをする方も少なくありません。

 

穴釣り

 

穴釣りとは、ブラクリという仕掛けにエサを付け、テトラポッドの隙間に落として魚を狙う釣り方のことです。オモリとエサだけのシンプルな仕掛けで大きめの魚を狙いやすく、ボウズが少ないため初心者でも楽しめます。また、場所的に釣り場が混雑しにくいため、レジャーシーズンでもゆっくりと楽しみやすい点も特徴の一つです。

そんな穴釣りでは、カサゴやメバル、アイナメ、ハタ、ソイなどの障害物を好む根魚が釣れます。

 

ルアー釣り

 

ルアー釣りとは、ルアーを使って魚を釣り上げる釣り方のことです。ルアー用の竿にルアーを付けることで、魚がルアーに食い付きます。幅広い魚が釣れますが、シーズンによって釣れる魚が異なるという特徴があります。

そんなルアー釣りでは、スズキやアオリイカ、メバル、ガシラ、ハマチなどが釣れます。特に、スズキは春先に、アオリイカは春と秋に釣れやすいです。

 

ウキ釣り

 

ウキ釣りとは、仕掛けにウキを付けて浮かべ、魚が食いつくまで待つ釣り方のことです。ウキが沈むドキドキ感を体感することができたり、対象となる魚が幅広くさまざまな魚を釣れます。また、釣れる魚の幅広さからシーズンを問わず楽しめたり、ボウズが少ない点も特徴です。

そんなウキ釣りでは、スズキやアジ、メジナ、クロダイ、ウミタナゴ、ハゼなどがよく釣れます。

 

船舶免許の種類

 

船舶免許を取得すると海釣りの幅が広がり、より海釣りを楽しめます。船舶免許は4種類に分けられ、それぞれで操縦できる船の大きさや距離が異なります。

ここからは、船舶免許の種類と概要をご紹介します。

 

一級小型船舶免許

 

一級小型船舶免許は、最上級の船舶免許であり、取得することで全ての航行区域を操縦できます。ただし、海岸から100海里を超える場所を航行する際は、6級海技士以上の資格を持つ人が同乗していなければなりません。

また、操縦できる船舶のサイズは総トン数20トン未満の船舶と、24m未満のプレジャーボートです。

 

二級小型船舶免許

 

二級小型船舶免許とは、釣りやクルージングなどさまざまなマリンスポーツに適した船舶免許で、最も取得者数が多く人気の高い船舶免許です。航行可能区域は海岸から5海里以内のため、遠洋で釣りをする予定がない方は二級小型船舶免許が最適です。

操縦できる船舶のサイズは一級小型船舶免許同様、総トン数20トン未満の船舶と24m未満のプレジャーボートに限られます。

 

二級小型船舶免許(湖川小出力限定免許)

 

湖川小出力限定免許は、湖で釣りを楽しみたい方向けの船舶免許です。操縦できる範囲は湖と川の指定区域のみで、海は操縦できません。また、操縦できる船舶のサイズは総トン数5トン未満の船舶のみです。

航行可能区域や操縦できる船舶のサイズから、湖や川で釣りをしたい方向けと言えます。

 

特殊小型船舶免許

 

特殊小型船舶免許は、水上オートバイやジェットスキーを楽しみたい方向けの免許です。なぜなら、特殊小型船舶免許を取得して操縦できる船舶は水上オートバイとジェットスキーのみだからです。また、他の船舶免許では水上オートバイやジェットスキーは操縦できません。そのため、水上オートバイやジェットスキーを操縦したい場合は、必ず特殊小型船舶免許を取得しましょう。

また、特殊小型船舶免許を取得して操縦できる距離は、海岸から2海里以内です。

 

海釣りにおすすめの船舶免許

 

海釣りのために船舶免許を取得したい場合は、二級小型船舶免許がおすすめです。なぜなら、二級小型船舶免許でも、操縦できるボートの大きさと航行区域が十分だからです。

ただし、より遠洋で釣りを楽しみたい場合は一級小型船舶免許を取得しましょう。

 

マリンライセンスロイヤルで船舶免許を取得して海釣りを楽しもう!

 

船舶免許を取得すれば、海の上で自由に釣りを楽しめます。海釣りをより自由に楽しみたい場合は、多くの実績を誇り、さまざまなプランから自分に合ったスケジュールで免許を取得できる、マリンライセンスロイヤルで船舶免許を取得しましょう。

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