船舶免許取得までの流れを知りたい!国家試験免除でお得な方法は?
2022.12.15
船舶免許の取得をしたいものの、どの方法が分からずに悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
免許取得においては、できるだけ時間とお金をかけずに取得したいものです。
そのような人には、国家試験免除での取得方法をおすすめします。
国家試験が免除され、教習と一緒に審査を受けることで余計な費用と日数をかけずに船舶免許が取得可能です。
ここでは、船舶免許取得の方法と、免許取得までの流れを方法別に紹介します。
船舶免許取得までの道のりとして、代表的な方法を3つ紹介します。
小型船舶教習所で学習して、免許取得を目指す方法です。
国土交通省に登録されている教習所では、国家試験を免除して免許取得ができます。
専門講師が教えてくれるため、免許スクールのように体系だった知識を得られます。
その上、国家試験を受ける必要がないため、学習する日と別日に試験の予約をする必要がありません。
教習を受けたら、そのすぐ後に審査を受けられるため、日数や手間がかからない点が特徴です。
余計な費用がかからないためおすすめの方法です。
個人で船舶免許について学習して、国家試験を受験する方法です。
自分のペースで学べるため、隙間時間を有効活用できます。
ただし、学科については独学で学習できても、実技を独学で学ぶことは環境が準備できないとできません。
そのため、いずれにせよスクールや教習所に通うことが多く、結局のところ手間や時間がかかります。
また、国家試験への申し込みを個人で行う必要もあります。
免許スクールで船舶免許を学習して、国家試験を受験する方法です。
独学と違い、学科と実技どちらも学習できます。
また、試験対策を考慮したまとまった知識を学べるため、独学よりも学習しやすいといえるでしょう。
ただし、免許スクールでの受講日とは別に、国家試験は別日に予約して受験しなければなりません。
国家試験免除の教習所と比較すると、免許取得までに手間と日数が多い方法といえます。
個人での勉強、およびスクール利用では国家試験を受験して船舶免許の取得を目指します。
国家試験受験時の免許取得までの流れは、主に以下の3ステップを踏みます。
国家試験受験で船舶免許を取得するには、個人で勉強するか、もしくはスクール利用によって勉強します。
個人で勉強する人は、実技試験を独学で学ぶことは難しくハードルが高いため、実技だけスクールに通う人もいます。
免許のスクールで勉強にかかる日数は、取得を目指す免許の種類やスクールによって異なりますが、およそ半日から2日程度です。
試験日を予約して、試験会場で国家試験を受験します。
スクールに通っている場合は、国家試験の受験の予約をサポートしてくれる可能性もあります。
国家試験で最初に行われることは、身体検査です。
身体検査に合格すると1年間合格が有効となり、その後に学科試験へとすすみます。
学科試験は受ける試験によって、四択か正誤式の問題です。
学科試験を終えると実技試験があり、減点方式で70%以上だと合格です。
受験が終了すると、後日合格発表がされます。
合格発表日は受験する曜日によって、翌週の月曜日か木曜日です。
合格結果はWeb上でも確認可能です。
合格結果の発表時刻以降にJMRAの窓口に行くと合格証明書がもらえます。
合格証明書と必要な書類を準備して、最寄りの運輸局に申請手続きをすると免許が発行されます。
参考:一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会『小型船舶操縦士 国家資格 Web発表』
登録小型船舶教習所を利用すると、国家試験免除で船舶免許が取得できます。
そのため、他の方法よりも比較的短期間で取得が可能です。
ここでは、免許取得までの流れを2ステップで紹介します。
小型船舶教習所へ、都合のよい日程で予約をいれます。
電話・メール・FAXなど教習所によって対応している方法で予約しましょう。
予約段階で、免許発行に必要な書類を事前に準備します。
そのため、教習終了後に改めて用意する必要はありません。
予約するプランによっては宿泊付きのものもあります。
必要な日数はプランや取得を目指す資格の種類によって異なります。
ものによっては最短2日で取得できるため、仕事が休みの土日や3連休を利用した資格取得が可能です。
事前に予約した日になったら、教習所を訪れ、資格取得したい免許の種類によって該当する講習を受けます。
そして、講習を受けたその日に、そのまま免許資格があるかどうかの審査を受けられます。
学科と実技の各講習後すぐに受けるため、審査を別の日に予約する必要はありません。
審査に合格すると、合格者に代わって、教習所が合格後から免許発行までの流れを手続きします。
書類も事前に用意しているため、改めて書類を作成する必要はありません。
もっと具体的に知りたい方はぜひ「船舶免許・取得体験会」へご参加ください
https://www.marine-license.com/experience-boat-license-tokyo/
国家試験が免除される小型船舶教習所を利用すると、さまざまなメリットが受けられます。
ここでは代表的なメリットを4つ紹介します。
教習所で教えているのは、専門の資格を持った教員のみです。
そのため、クオリティが高く、安定した講習を受けられます。
小型船舶に関してまったく知識がない状態でも、簡単に正しい知識を身に着けられます。
知識がゼロの状態からスタートして、正しい知識を身に着けることは、独学だと困難です。
講習は法律に定められた時間を使って教えられるため、独学よりも正しくまとまった知識を素早く得られるといえるでしょう。
国家試験を免除することで、免許取得までにかかる日数が少なくてすみます。
免許の種類ごとによって異なりますが、国家試験利用時は通常3日、教習所利用時は最短2日で取得可能です。
スクール利用だと講習を受ける時間と試験日を別に設定する必要があるためです。
また、国家試験の予約は、試験日の1週間前までしかできません。
独学やスクールの講習を受けた後に予約をして、国家試験を受験しようとすると、結局1週間以上かかってしまう可能性があります。
教習所で講習を受けると、講習後にすぐ免許資格の審査ができます。
実技試験では特に、講習を受けた時の感覚を保ったまま審査できるため、国家試験利用時よりも合格しやすいといえるでしょう。
また、講習時に利用した同じ水域での審査になるため、感覚がつかみやすく操舵しやすいことも利点です。
学科試験においては、講習後すぐであるため、入れたばかりの知識を頭から引き出しやすい状況だといえます。
そのうえ、国家試験受験会場までの移動の手間がないため、移動時間や交通費もかかりません。
教習所が代理で手続きをしてくれるため、余計な手間がありません。
通常であれば、国家試験を受験した後は合格発表を待ち、合格証明書を受け取りに行き、運輸局にて免許発行する必要があります。
教習所を利用すると、そのような手続きはすべて代理でしてもらえます。
教習所の予約時に提出した書類を利用するため、改めて準備する必要もありません。
試験に合格したら、後は手元に免許証が届くのを待つだけです。
手間のかからないお手軽な免許取得方法だといえるでしょう。
免許取得までの流れをここまで紹介しました。そのうちの、講習や審査における具体的な内容も合わせて紹介します。
身体検査以外は取得する免許内容によって異なるため、それぞれ取得を目指す免許の種類を確認しましょう。
身体検査においてチェックされる項目は4つです。
①視力
検査に合格するためには、両目とも視力が0.5以上必要です。眼鏡やコンタクトをつけていてもかまいません。
片眼が0.5以下であっても、もう片方が0.5以上で視野角が150度以上あれば合格です。
②色覚
夜間に灯火の色が確認できる必要があります。
確認できない場合も、日が出ている間に航路標識の色が識別できれば時間帯限定の免許が発行されます。
③聴力
5m以上離れて会話できるかどうか、聴力が確認されます。
④疾病・身体機能の障害
小型船舶の操縦に支障をきたすような病気や障害がないかどうかを確認されます。
学科教習では、全免許共通して、基本ルールやマナー・交通ルール・安全かつ経済的な航行方法を学びます。
航行方法で覚える船の種類は、1級と2級では小型船舶、特殊では水上オートバイです。
さらに、1級では海図を利用した気象・海象や、小型船の整備の仕方を学びます。
学科にかかる時間は、免許の種類ごとにおよそ以下の通りです。
・1級小型船舶免許:学科24時間
・2級小型船舶免許:学科12時間
・特殊小型船舶免許:学科 6時間
実技教習においては、おおよそ以下の内容を取り扱います。
・小型船舶の取り扱い
船舶の点検方法・エンジンの始動と停止・トラブル対応・コンパスの方位確認方法(1級と2級のみ)など
・操縦方法
発着・速度調整・旋回・離着岸(1級と2級のみ)・人命救助など
1級と2級は学習内容が同じで、特殊は水上オートバイを取り扱うため内容が少し異なります。
実技教習にかかる時間は、免許の種類でわけるとおよそ以下の通りです。
・1級小型船舶免許:実技4時間
・2級小型船舶免許:実技4時間
・特殊小型船舶免許:実技1時間30分
船舶免許には主に3つの種類があります。
ここでは、免許ごとの特徴と、それぞれの免許取得によってどのような種類の船舶の取り扱いが可能になるか、どのような航行が許可されるかを解説します。
クルーザー・外洋ヨット・小型船など、原則20トン未満で全長24m未満の船舶であれば自由に操縦可能です。
他の免許のような航行区域の制限はないため、基本的には自由に海を航行できます。
ただし、水上オートバイとジェットスキーは含まれないため、それらを操縦したいのであれば特殊小型船舶免許を合わせて取得しましょう。
スポーツフィッシング・外洋セーリングなどを楽しむのであれば、1級小型船舶免許をおすすめします。
1級と同様に、クルーザー・外洋ヨット・小型船などの20トン未満・24m未満の船舶であれば自由に操縦可能です。
水上オートバイ・ジェットスキーが含まれない点も同様です。
ただし、1級とは違い航行区域に制限があります。
2級小型船舶免許では、海岸から約5海里(9km)以内までしか航行できません。
また、18歳未満であれば18歳になるまで小型船舶の重量も5トンまでに制限されます。
主にフィッシング・クルージングを楽しむ方におすすめの免許です。
特殊小型船舶免許は、水上オートバイ・ジェットスキーのみに対応した免許です。
1級小型船舶免許、2級小型船舶免許を持っていても操縦できないため、水上オートバイとジェットスキーを操縦するためには必ずこの免許が必要となります。
航行区域は陸岸から2海里(約3.7km)以内と限られており、別の免許で航行区域を広げられないため、水上オートバイとジェットスキーではそれ以上の航行はできません。
水上オートバイのレース・ウェイクボードなどを楽しみたい方におすすめの免許です。
船舶免許は一定以上の年齢でなければ取得できません。
ただし、2級船舶免許と特殊船舶免許は高校生でも取得可能です。
具体的に、各種船舶免許で取得が可能になる年齢は以下の通りです。
・1級船舶免許
満18歳(教習は満17歳9ヶ月から、免許発行は18歳誕生日以降)
・2級船舶免許
満16歳(教習は満15歳9ヶ月から、免許発行は16歳誕生日以降)
・特殊船舶免許
満16歳(教習は満15歳9ヶ月から、免許発行は16歳誕生日以降)
船舶免許取得時において、よくある質問や起こりやすい間違い、注意点を2つ紹介します。
免許取得にかかる日数は、免許の種類によって異なります。
また、取得にかかる日数は講習を受ける日数であり、免許が発行されるまでの日数ではありません。
ただし、追加の手続きや書類の準備は必要ないため、合格後は免許が届くのを待つだけです。
そのため、免許取得者が実際に何かをするのは、教習を受ける日だけです。
教習を受ける日数も、連続した日数のプランで予約すると日程を詰められます。
小型船舶免許は、1度取得したらずっと運航可能になるわけではありません。
免許の有効期限は5年間で、それ以上利用するためには更新講習を受講し、免許の更新申請をする必要があります。
更新手続きは期限の1年前から可能です。
有効期限は失効予定日から5年先になるため、早めに手続きしても損はありません。
また、更新時にあらためて身体検査を行います。
更新を忘れて失効してしまった場合、失効再交付講習を受けて再交付申請する必要があります。
登録小型船舶教習所を利用すると、国家試験免除により余計な費用や手間をかけずに船舶免許を取得できます。
「マリンライセンスロイヤル」は、全国トップクラスの卒業生数を誇っている教習所です。
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「船舶免許取得までの流れ」の「免許の交付」に「合格から約1か月でお手元に免許が届きます」と記載。
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